JSPカレッジでの学び

JSPでの1日の流れとしては午前作業・ワーク、午後振り返り・分析となっています。

午前中、マスクづくりや畑仕事、座学・体づくり等のメニューを行い、午後にどうだったかを自分やほかの人の目から分析していきます。

 

ワークに関しては、基本的に何をしたいか、何について学んでみたいかをリストから学生さん(利用者さん)が決め、そのワークをスタッフが展開する形になっています。

 

自分に必要だと感じるワークを他の人の意見を取り入れながら行う形式です。

命と向き合う学び

私たちは日々命を食べて生きています。

畑での作業は、植物(作物)を育てるということから自然の中の自分と命に向き合い、自分やほかの命を大切にすること、他の人と協力すること、達成感や満足感、何とも言えないような幸福感を少しづつ見つけたり感じたりしながら自分をつくっていきます。


余暇充実・社会生活の学び

フィールドワークでは外に出て美術館に行ったり、買い物をしたり公共交通を使ったりなど社会の中で自立するために必要な力を身に着けたり、自分の好き・嫌い・得手不得手を見つけ、今後の人生の余暇充実の一助となるような活動を行います。


仕事を通じた学び

マスクづくりでは均一したクオリティが求められるため、集中して作業したり、指先を使って繊細な作業をしたり、作業を分担する、協力する、質問するといった会社で必要な基礎的スキルを学ぶと共に神経のつながりにくさからくる不器用さを少しづつ和らげていきます。


スキルを通じた学び

PCを使っての作業ではいかに効率よく作業をするための環境を整えるか、情報をどうやって得るのか、タイピング、Word、Excel、PowerPoint、Googleスプレッドシート等、検索エンジンなどPCの基本的スキルからそれらを使っての応用・実践といったことを行っていきます。


1人ではできない学び

ワークでは自分を様々な観点・視点から分析したり、こういうことはありませんか?といった具体的事例からどうしたらよいのか、外的、内的要因としてはなにがあるのか、相手はどう思うのかといったことをみんなで考えていきます。